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2020/06/16

コロナウイルス感染対策には「口腔ケア」

新型コロナウイルスの感染対策として、徹底した手洗い・うがい・マスクや3密を避けることを基本とした「新しい生活様式」を取り入れた日常生活を今後送っていくことになるかと思います。

皆さんはこのような対策の他に、歯科医院で行う「口腔ケア」(クリーニング)がコロナウイルスの感染対策に有効だということをご存じでしょうか?簡単に説明すると、お口の中の細菌の数が少なければ、ウイルス感染のリスクを下げ、感染したとしても重症化を避けることができるということです。

東京歯科大学の奥田教授は、高齢者に対して歯科衛生士が口腔清掃を実施した場合、インフルエンザの罹患率が低下することを発表しています。また、100年前のスペインインフルエンザのパンデミック時に調査した結果からも、インフルエンザに罹患した人の72%に歯科感染症があり、歯科感染症のなかった人の罹患率は32%だったことも分かっています。お口の中の衛生状態が悪いと、お口の中の細菌数が増え、免疫力の低下に繋がり、ウイルス性肺炎が重症化する傾向にあります。

(参照URL: http://tdc-alumni.jp/2020/04/03/kaimu_topics/2020_prof_okuda_sars-cov-2/ )

しかし、コロナウイルスの感染が心配で、歯科医院に行くことをためらっておられる方も多いのではないでしょうか?そのため当院では、患者様に安心して御来院いただけるよう、徹底した感染予防対策を行ったうえで診療を行っております。
詳しい対策内容についてはこちら>>

ご自身の日常のケアに加え、歯科衛生士によるケアを受けることで、お口の中を清潔に保ち、一人ひとりが感染対策に取り組み続けていきましょう。

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