オールオンフォーとはAll-On-4

少ないインプラント本数で全体の歯を支える
~All On 4(オールオンフォー)

オールオンフォー(All On 4)の「4」とは、4本のインプラントを指しており、上顎に4本、下顎に4本のインプラントを埋入することで、すべての歯(人工歯)が入る画期的な治療法です。
総入れ歯の方には特におすすめのインプラント治療になります。
ただし、患者さんによっては4本のインプラントでは不安定な場合があるので、5本、6本と埋入本数が増える場合もあります。このことからもわかるようにオールオンフォーは、28本ある歯の箇所すべてにインプラントを埋入するわけではないので、治療による体の負担(手術回数など)を軽減できるほか、患者さんの費用の負担も少なく済みます。
手術当日に仮歯が入るのですぐに噛むことができるのも魅力の一つです。

当院の院長は、オールオン4についてセミナー・講習会などで講師をしております。

■ 上(下)の歯がほとんどない方や総入れ歯の方に適しています

上下顎ともに歯がほとんどない患者様に適した治療方法です。
特に下記のようなお悩みがある方は一度相談にお越しください。

  • ・ 入れ歯が合わない
  • ・ よく噛めなくて困っている
  • ・ 煩わしい
  • ・ 合わなくなり調整に歯医者に行くのが手間

オールオンフォーでお悩みが解消されていくことでしょう。

オールオンフォー症例

Before After

◯ 症例情報

主訴:入れ歯が合わない、固いものが食べられない
診断名:重度の歯周病、義歯不適合
年齢:68歳
治療方法:オールオンフォー
抜歯部位:右上1.2.3.5番、左上1番
治療期間:4ヶ月(上顎のみ)
治療費用:300万円

◯リスク・副作用

  • ・清掃不良によるインプラント周囲炎が起こる可能性がある
  • ・術後、定期的なメンテナンスを受けていただく必要がある
  • ・骨の状態やお口の状態によって、適用できないことや骨を増やす手術が必要な場合がある
Before After

◯ 症例情報

主訴:見た目が気になる、噛みにくい
診断名:重度の歯周病、上下補綴物不適合
年齢:70歳
治療方法:オールオンフォー
抜歯部位:右上2.3.5番、左上2.3.4.5.6番
治療期間:5ヶ月
治療費用:400万円

◯リスク・副作用

  • ・清掃不良によるインプラント周囲炎が起こる可能性がある
  • ・術後、定期的なメンテナンスを受けていただく必要がある
  • ・骨の状態やお口の状態によって、適用できないことや骨を増やす手術が必要な場合がある

治療期間・回数とその内訳について

治療期間は6~7ヶ月です。大体1ヶ月に2回ほどご来院いただきまして、15回ほどで治療が終了します。

1回目 検査・診断
2回目 身体のチェック・模型の製作・歯ぐきの治療・CT撮影
3回目 インプラント埋入手術 
※ここで仮歯が入ります
4・5回目 消毒
6・7・8回目 最終の歯の型どり→製作→調整
9〜15回目 最終の見た目がよい歯を入れて完成

噛み心地は自分の歯と
ほとんど同じで違和感がない

噛み心地は自分の歯とほとんど同じで違和感がない

少数のインプラントによるオールオンフォー治療での噛み心地は、健康だった自身の歯の噛み心地とほとんど同じで違和感がありません。
インプラントがしっかり固定されることで土台がしっかりしているため、天然歯のような噛み心地を取り戻すことが可能です。

しっかり噛むことで
こんないいことがあるかも

しっかり噛むことでこんないいことがあるかも

しっかり噛めるようになることは「生きる」ことにおいて大変重要です。
噛む回数が減ると、唾液分泌が減ります。唾液分泌が減るということはお口の細菌が増えることで口臭の原因にもなりますし、消火不良にもつながりますのでこれらが改善されます。
また、頭痛やめまい、肩こりなどの不定愁訴の原因となっていることもあるので、これらが改善する可能性もあります。

また、ご高齢の方などは、特に噛み合わせが悪いと転倒しやすくなります。
歯を治したら杖がいらなくなった方も中にはいらしゃるので、噛みあわせがよくなることで全身のバランスがよくなることが望めます。他には、認知症とも関わりがあり、良く噛むと脳の血行が良くなり、認知症の予防になるという研究結果もあります。

  • ・ 唾液分泌が増えることで口臭・消化不良を防ぐ
  • ・ 頭痛や肩こりなどの不定愁訴が治る可能性がある
  • ・ 全身のバランスがよくなることで転倒しにくい(高齢者の方は特に)
  • ・ よく噛むことで認知症の予防にもつながる