2020/11/10
日々の歯磨きに加えて、フロスを毎日使っているよ~!という方も多いかと思います。(毎日使えている方、素晴らしいです◎)どうせ毎日使うものなら、効果を出したいですよね。実は、「ただフロスを通すだけ」では意味がないのです。今回は、効果を出すフロスの使い方のポイントをお伝えしていきます。
まず、「ただフロスを通すだけ」というのは、どんな状態かというと・・・フロスを歯と歯の間に入れて、歯茎方向にまっすぐ(歯茎に対して垂直に)下げるだけ。という使い方です。このような使い方をされている方、多いのではないでしょうか?
実は、この使い方では、歯と歯が接触している部分の汚れが取れるだけで、一番重要な部分の歯垢(磨き残し・細菌の塊)を取り除くことができず、歯周病予防として使用しておられるフロスの効果を発揮することができません。
では、どのように使用するのか?ですが・・・歯にフロスを巻きつけて使用するようにしてください。たったこれだけです!イメージは、歯を「平面」ではなく、「球体」だと思ってフロスを使うことです。具体的には、下記の手順で使用してください。
1.歯と歯が接触している部分に、少しずつフロスを通します。
2.その後、歯茎方向にフロスを進めていく際に、歯に巻き付けるようにして進めます。
3.そのまま巻き付けた状態で進めると、歯茎の中に少し入るかと思います。そのまま、歯茎の中もフロスを通します。←歯茎の中までフロスを通すことが歯周病予防に効果がります!
4.歯茎の中まで、フロスが通ったら、そのまま逆方向にフロスを抜いてください。
もし、実際に使っている中で難しいことや分からないことがあれば、お気軽に担当衛生士までお声がけください。
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