2023/11/29

なぜインプラントは強く噛めるの？

■強く噛めるインプラント

入れ歯と比べると、インプラントは天然歯に近い噛み心地です。失った歯の代わりに手術で埋め込んだ人工歯根（インプラント）が土台となるので、噛む力が非常に強く、ステーキやせんべいなどの硬い食べ物も今まで通りに食べられます。

インプラントはチタンという医療でよく使用される金属でできています。金属であるインプラントは顎の骨と直接くっつき（結合）、しっかり固定されるため強く噛むことができます。

人間の体に異物が入ってくると、普通は拒絶反応を起こして排除しようとします。しかしチタンなどの生体親和性の高い金属は、人体から異物と認識されないまま時間とともに体になじみ、顎の骨としっかりと結合します。

手術で顎の骨にインプラントが埋め込まれると、顎の骨とインプラントの間には少しずつ新しい骨が作られていきます。個人差がありますが、数ヶ月かけて骨とインプラントが一体化していくため、治療にはある程度の時間がかかります。

顎の骨とくっつく（結合する）というチタンの特性を充分に生かすためにも、手術室を完全に独立させ、滅菌・消毒を徹底した清潔な環境で手術をおこなうことが大切です。

手術で大切な清潔な環境
・手術器具等の徹底滅菌
・専用オペ室を完備
・歯科用ＣＴを導入

インプラント治療はリスクも伴う治療です。インプラントについてご検討されている方は、ＩＣＯＩ（国際インプラント学会）指導医・認定医が在籍し、治療実績も豊富な当院にご相談ください。

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