正しいフロスの使い方

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正しいフロスの使い方How to use dental floss

歯の隙間のプラーク徹底除去!

虫歯も歯周病も、プラークが原因で起こります。
口の中の病気を防ぐには、徹底したプラーク除去 が必要ですが、十分に行えていない人が多いです。

特に磨き残しになりやすい箇所として、「歯と歯の 隙間」が挙げられますが、虫歯の主な発生源と なっています。
これは歯ブラシだけの清掃では、歯と歯の隙間の 汚れは落としきれないことが原因です。
歯ブラシは歯の表面の汚れを除去することには適していますが、歯間部の汚れは十分に除去できない のです。

虫歯や歯周病、口臭などのトラブルを防ぎ、口の中を清潔に保つには、歯ブラシを使ったブラッシング に加えて、デンタルフロスを使ったフロッシングを行うことが有効です。

歯ブラシだけでは半分程度の汚れが
残る!?
フロス使用を勧める理由

歯と歯の隙間の汚れは、歯ブラシだけでは50%程度しか落とせていません。
自分ではブラッシングで口の中がキレイになったつもりでいても、実は歯の隙間にプラークが残っている のです。
歯の隙間のプラーク除去には、隙間専用の補助用具が必要であり、デンタルフロスの活用が有効です。

また、プラークは口の臭いの原因にもなりますから、歯と歯の隙間にプラークが蓄積している状態では、 口の臭いがきつくなっている可能性があります。
口臭の予防・改善にも、デンタルフロスを使った清掃が効果的でしょう。

歯間ブラシとどう違う?
どっちをつかったら良い?

デンタルフロスも歯間ブラシも、歯と歯の隙間に溜まっ た汚れを除去するアイテムです。
使い方も異なりますが、大きく違うのは清掃用具のサイ ズです。

デンタルフロスは細い糸状ですが、歯間ブラシは針金 に毛がついているので太さがあります。
メーカーなどによって異なりますが、最も細いものでも 0.8ミリ程度あります。
そのため、歯と歯の隙間が狭い人の場合は、歯間ブラシが入りにくくデンタルフロスの方が適していると 言えるでしょう。
反対に歯と歯の隙間が広い人は、デンタルフロスでも清掃可能ですが、歯間ブラシの使用が効果的の 場合もあります。

歯間ブラシは正しく使うことが大切です。無理に通してしまうと、歯肉や歯を傷つける原因になるため 注意が必要です。自分に合ったサイズ選びも必要になります。
歯間ブラシの選び方や使い方については、「完璧に歯垢除去したい人の歯間ブラシの正しい使い方 /フロスとの違い」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

デンタルフロスの選び方

デンタルフロスには種類があり、持ち手(ハンドル・ホルダー)が付いたものと糸巻きタイプのものがあり ます。「糸ようじ」という商品もありますから、持ち手の付いたデンタルフロスをそう呼ぶ人も多いと思い ます。

デンタルフロスの種類の違いで、使いやすさや使える部位(使いやすい部位)に違いがあると言えるで しょう。自分に合ったものを選ぶことが大切です。

■ ワックス加工があるもの・ないもの

デンタルフロスには、ワックス加工が施されているものと、そうでないものがあります。 ワックス加工がされていることで、滑りが良くなり、歯と歯の隙間に通しやすくなると いうメリットがあります。そのため、歯と歯の隙間が狭い人は、通しやすいワックスタイ プがおすすめです。
また、ワックス加工がされていないノーワックスタイプは、比較的プラーク除去効果が 高いとされています。

フロッシングを習慣付けることも大切なので、デンタルフロス選びにおいて、使いや すさも重要なポイントでしょう。

デンタルフロスの使い方
(糸巻きタイプ)

  • 1)デンタルフロスを30~40センチでカットします。

  • 2)両サイドを両手の中指に巻きつけ、中指と中指の間が15センチ程度になるようにします。

  • 3)2センチ程度の間隔を作るようにして、両手の親指と人差し指でフロスを持ちます。

  • 4)フロスを歯と歯の隙間に通します。
    この時、力を入れすぎると、歯肉を傷つけてしまうため注意して下さい。

  • 5)歯の側面に沿わせるようにして、上下に動かしながらプラークをこすり落とします。
    この時、前後に糸を動かしながら上下に動かしていきます。

  • 6)隣り合う両方の歯の側面を行ったら、片方の手に巻きつけた糸を外して、静かに糸を抜き取ります。

1~6を行ったら、フロスの使った箇所をずらして、他の歯と歯の隙間も行いましょう。
清掃が終わったら、しっかり口の中をゆすぎます。
慣れるまでは、鏡を見て確認しながら行うことをおすすめします。

よくあるトラブルとその原因

■ 血が出る

デンタルフロスを使ったことで血が出てしまうのは、歯肉の炎症が原因である可能性が高いです。
デンタルフロスを使ったプラークコントロールを続けることで、炎症が改善されて、出血もなくなっていく でしょう。出血するからと言って、使用をやめてしまっては炎症(歯周病)を進行させてしまう可能性があり ます。

また、使用方法が適切でない場合にも血が出る可能性があります。力を入れてフロスを歯肉に押し込め るような使い方をしている場合は、力の入れすぎが原因かもしれません。

■ フロスが切れてしまう

フロスが切れてしまう場合は、歯と歯の隙間に虫歯ができていたり、歯石が付着していたりする可能性が あります。引っかかりやすい場合も同様です。
歯と歯の隙間の虫歯は目視で確認しにくいため、発見が遅れやすく進行させやすいです。
「フロスが切れやすい」「フロスがよく引っかかる」という場合には、早めに医師に相談することをおすす めします。